中村レンジャーが八幡小学校に『防災教育 Part III』と称して、八幡排水機場見学会とマイ・タイムライン作成の授業を行いました。
「水害から身を守るために~自分でできることってなんだろう~」というテーマで、地域の水害、地域を水害から守る八幡排水機場、避難行動等について、体験を通じて学びました。
施設を管理する淀川河川事務所の職員による案内で、外からは見ることができないポンプを動かす巨大なエンジンや、操作室を見学し、排水機場の仕組みを学びました。
児童からは、八幡排水機場の館内に入れると聞いて、『やった!!、ラッキ!!』と拍手と共に歓声があがりました。見学後、八幡排水機場がどんな働きをするのかを知れてよかった。ハザードマップを学習後、大谷川や防賀川に比べて、大きい木津川が溢れてしまった時、浸水する範囲が広くて驚きました。
防災教育の授業で、このPartIIIは最初に授業1として、学校教室内で、水害、ハザードマップ、施設等について学び、その後、実際にクラスごとに、時間差で八幡排水機場へ徒歩で行き、館内を見学し、その後授業2として、会議室で、いざという時の備えて、自分で考え、適切な避難行動ができるようにプログラムを構成しています。
水害は、いつ起こるか、予測することができます。作成したマイ・タイムラインシートを家庭に持ち帰り、おうちの方と避難について話し合い、より一層、一人一人がいのちを守る行動ができるようになってくれたらと思います。 |